滋賀県産業支援情報メール配送サービス IRCS News ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 中小ベンチャー企業向け知的財産セミナー(KIP-NETセミナー) 「技術開発と知財戦略」開催のお知らせ(追加募集) ─────────────────────────────────── 近年、技術開発と知財戦略は、中堅・中小企業にとって特に重要な課題とな っていますが、技術開発にあたっては、まず先行技術の把握が必要です。 また、企業等が保有する開放特許の技術移転を受け、事業化することは、知 財戦略を効果的に進めるうえで有効です。そこで、今回のセミナーでは、第1 部では、「開放特許セミナー」と題し、滋賀県下の企業が保有する貴重な技術 について説明し、第2部では、「中小企業における知財部門の役割」と題し、 技術開発に際しての特許情報の効果的利用について解説します。さらに第3部 では、特許流通アドバイザーとアシスタントアドバイザーによる、技術移転に 関するなんでも相談会を行います。日が迫っておりますが、まだ席に空きがご ざいます。この機会に是非ご参加いただきますよう御案内申し上げます。 ■日時 平成20年1月24日(木) 13:30〜17:20 ■場所 滋賀県庁 東館大会議室 滋賀県大津市京町4-1-1 TEL077-524-1121 JR「大津」駅徒歩5分 http://www.pref.shiga.jp/guide/chosha/index.html ■プログラム <第1部>開放特許セミナー 13:30〜13:40 「滋賀県における特許流通支援事業の概要説明及び活動状況報告」 13:40〜15:10 「滋賀県における開放特許技術の紹介」 <第2部> 15:20〜16:40 「中小企業における知財部門の役割」 株式会社 ナベル 代表取締役 南部 邦雄 氏 株式会社ナベルは、全自動鶏卵選別包装システムを日本で初めて開発した メーカーで、鶏卵に関する各種の検査・選別・包装装置等を製造しています。 スーパーマーケット等できれいな姿で並んでいるタマゴの75%がナベルのシス テムでパッキングされています。過去にナベルは、米国企業から特許権侵害で 提訴等の紛争に巻き込まれるという苦い経験がありましたが、南部社長はこれ を契機に、企業における特許戦略の重要性を認識し、経営に反映されています。 南部社長は特許を重要視する理由として、①企業間競争の武器 ②発明風土 の醸成 ③研究開発時の資料 ④競合他社の経営戦略の把握を挙げ、 「特許に関しては大企業も中小企業も対等であり、経営者自らが特許に対する 理解を深めることが重要」であると言っています。 現在、近畿知財戦略本部の本部員として、中小企業経営者の立場から知財に 係る施策立案等に意見を述べています。ナベルは2006年経済産業省より「元気 なモノづくり中小企業300社」に選ばれ、知財をうまく経営に活かしている企 業として注目されています。 保有特許件数は、国内海外出願377件、登録71件(2007年9月末現在)となって います。 <第3部> 16:40〜17:20 「特許流通及び技術移転に関する相談会」 ■定員 80名(申込み先着順、定員になり次第締切らせていただきます) ■詳細情報・お申込みは下記アドレスより http://www.jiiiosaka.jp/kip-netohtsu.htm (社)発明協会大阪支部 普及部 〒543-0061 大阪市天王寺区伶人町2−7 TEL06-6779-5402 FAX06-6779-1009 ─────────────────────────────────── ○メール配送サービスへの登録変更手続きは以下をご覧下さい。 http://www.shiga-irc.go.jp/ircsnews/unsubscribe.html ○その他不明な点がある場合は下記アドレスまでご連絡ください。 ircsnews-master[at]shiga-irc.go.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 滋賀県商工観光労働部新産業振興課 http://www.pref.shiga.jp/f/shinsangyo/