滋賀県産業支援情報メールマガジン IRCS News ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 全国公設試初!太陽光5倍の照射強度試験をご紹介します モノづくり技術力向上のための「技術研修」事業 「耐候性(環境)試験による製品の寿命・安全・信頼性の向上」開催のご案内 ─────────────────────────────────── 耐候性試験とは、疑似的な太陽光などに試料をさらし、その後の物性変化を 確認することで、製品の中長期的な信頼性を評価するものです。 今回の研修では、耐候性試験で利用される各種光源(キセノン、メタルハラ イド、カーボンアークなど)の特徴、JISやISOなどの耐候性試験規格について ご紹介するとともに、試験条件の設定やサンプルリング条件など試験の計画や コツについても学んでいただきます。加えて、試験後に必要な評価方法として 、色差測定、ヘーズ(くもり度)測定、強度試験などについて概要をご紹介い たします。 また実習では、当センターに導入されたキセノンウェザーメータ(大型高促 進型)を用いてた実演をします。本装置によって、全国の公設試で初めて温度 制御のもと太陽光の5倍の紫外線照度で劣化促進試験が可能となりました。 製品の中長期的な信頼性の担保は、重大事故防止のほか、自社製品の魅力向 上、競争力強化に不可欠な要素です。ご興味のある方はぜひご参加ください。 ■日 時:令和2年11月25日(水) 13:15〜17:00 ■場 所:滋賀県工業技術総合センター (〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232) ■講 師: 小池 政利 氏(スガ試験機株式会社) ■申込締切:11月20日(金)まで ■内 容: ○第1部 技術講習会 13:15〜15:00 定員:16名程度 テーマ:「樹脂や塗装、各種材料の耐候性・劣化試験」 内 容:耐候性試験の各種光源による違いや特徴、太陽光の5倍の試験、JIS やISOなど規格試験、業界での取り組み状況、環境曝露との比較、試 験後の評価方法をご紹介します。 ○第2部 実習 15:15〜16:30 定員:10名(2グループ交代制) テーマ:「キセノンウェザーメータでの耐候性試験の実際」 内 容:センター保有の装置を用い、耐候性試験の実際、標準サイズ試料以外 の試料設置の工夫やサンプリングなど試験のコツについて学んでいた だきます (参加者を2グループに分け交代制で実施します。) ※申し込み多数の場合は、企業ごとの参加人数を調整させていただきます。 ■申込方法:以下のホームページの申込みフォームからお申込みください。 なお、申込受付のご連絡、受講票の発行はいたしません。 担当から連絡がない場合は、そのままお越しください。 申込みフォームアドレス https://www.shiga-irc.go.jp/info/news/ ■問合せ先:白井伸、大山 Tel 077-558-1500 FAX 077-558-1373 ─────────────────────────────────── ○本メールマガジンの登録変更手続きは以下をご覧下さい。 http://www.shiga-irc.go.jp/ircsnews/change ○その他不明な点がある場合は下記アドレスまでご連絡ください。 ircsnews-master[at]shiga-irc.go.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 滋賀県工業技術総合センター http://www.shiga-irc.go.jp/