所敏夫( ところとしお

専門分野
金属材料、粉末冶金、金属組織、薄膜強度評価
技術支援
担当機器:薄膜用微小硬度計、薄膜密着強度測定機、金属組織観察用機器等

研究

高密度高集束水を用いたウォータ・ジェット(WJ)加工技術の高度化に関する研究開発

期間
平成24~26年度
概要
水に水溶性添加剤を加え密度を高めた加工液(高密度高集束水)をWJに利用することで、ウォータビームの拡がりの抑制・被切削材に当たる衝突エネルギーの増加によりWJの加工能力を向上させることを目的とした。その結果、最適加工液の選定し高密度高集束水を開発できた。また、被切削材攻撃性の強い研磨材を開発した。さらに、高密度高集束水を再利用する循環システムを開発した。
実績
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)に採択

ホウ化物を分散した硬質・耐摩耗・耐熱材料の開発

期間
平成22~24年度
概要
過酷な条件下でも使用できる耐摩耗性材料が求められ、硬さと靱性とを兼ね備え、また高硬度で耐熱性を有すると期待されるCo基ホウ化物系サーメットを粉末冶金法で開発することを目的とする。
その結果は以下のとおり、
(1) ホウ化物の反応促進および微細分散のため機械的粉末微細混合法(メカニカルアロイング法)を検討し、歪を付与した微細粉末が作製できた。
(2) 粉末を固化成形する焼結条件を検討した結果、緻密化条件を見出した。
(3) 焼結体の硬さを検討した結果、目標値であるロックウェル硬さHRA85を満足する焼結条件を見出した。
実績
H22・23・24年度滋賀県東北部工業技術センター研究報告

c-BNコーティングの各種特性に関する研究

期間
平成17~24年度
概要
磁界励起イオンプレーティング法(MEP-IP法)によるcBNコーティング工具の開発を目的に、種々の膜質の特性を評価した。その結果は以下のとおり、
(1)膜性状は、WDX-EPMAの状態分析あるいはXRDで評価し、c-BNの生成を確認した。
(2)膜の硬さは成膜条件により異なるが、最高HK5000であった。
(3)圧子押し込み法による膜の密着性を評価し、密着性が向上する成膜条件を見出した。
実績
地域新生コンソーシアム研究開発事業に採択
第34回真空技術賞(日本真空協会)