滋賀県産業支援情報メール配送サービス IRCS News ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 滋賀県東北部工業技術センター研究発表会開催のお知らせ ──────────────────────────────── 滋賀県東北部工業技術センターでは、平成17年に実施した研究成果の報告 を下記により開催致します。 多数のご参加をお願い致します。 1.日 時 平成18年10月4日(水) 13:30〜16:00 2.場 所 滋賀県東北部工業技術センター 長浜庁舎 (滋賀県長浜市三ツ矢元町27−39) 3.内 容 「複合材料のリサイクルと相溶化による新規ポリマー開発(2)」 超臨界水を利用して,溶融リサイクル化や原料の分離回収が 極めて困難なFRPの分解を行った結果,超臨界反応が,資源 を回収するプロセスとして非常に有望であると分かりました。 「有害物質捕集高分子材料の開発」 温度変化により吸脱着可能な、新規の有機化合物捕集材の開発 について報告します。 「健康衛生繊維製品の開発支援研究」 活性炭を用いた消臭機能加工の検討を行いました。その結果 活性炭に前処理を施すことで従来加工方法に比べ消臭効果が 向上する加工方法を開発することが出来ました。 「廃棄天然資源の炭素化物を用いた機能性材料の開発」 −ヨシ・竹からの活性炭の開発− ヨシ・竹から活性炭を作製し、表面積が1000㎡/gを超える 活性炭を開発しました。ホルムアルデヒド、トルエンなどの VOC(揮発性有機化合物)やカビ臭の吸着除去性能を 測定しました。 「繊維製品の快適性評価に関する研究」 −布団の形状による快適性への影響− 普通の形状の布団と形状の異なる布団(楕円形状、掛け・ 敷き布団一体型)を試料とし、布団の快適性評価について 生理面と心理面からの検討を行いました。 「リアクティブプロセッシングによる汎用ポリマーの高機能化」 −PEGブレンドによるPLAの脆性改善、 PLA結晶性の分子量依存性について− 植物由来ポリマーであるポリ乳酸(PLA)の改質を目的とし、 リアクティブプロセッシング(反応押出)を用いたPLAの脆性 改善を検討するとともに、PLA原料の分子量が結晶化特性に 及ぼす影響を調査しました。 「超臨界流体による廃棄資源の有用化合物への変換」 産業資材に利用されているアラミド繊維の超臨界アルコールに よるリサイクルの可能性について検討しましたので報告します。 「地域産業によるデザイン創作支援」 滋賀県らしさを付加価値にしたものづくり「滋賀の色」 についての事例報告です。 4.参加費 無料 5.問い合わせ先 滋賀県東北部工業技術センター 繊維・有機環境材料担当 東山 (0749−62−1492) 詳細、お申込み方法はこちらをご覧ください。 http://www.hik.shiga-irc.go.jp/kosh_nag/H18ken-happyou.pdf ──────────────────────────────── ○メール配送サービスへの登録変更手続きは以下をご覧下さい。 http://www.shiga-irc.go.jp/ircsnews/unsubscribe.html ○その他不明な点がある場合は下記アドレスまでご連絡ください。 ircsnews-master[at]shiga-irc.go.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 滋賀県東北部工業技術センター http://www.hik.shiga-irc.go.jp/