概要
当センターは、時代の流れに対応した技術力の向上を図るため、広範な分野の総合的な試験・研究・指導機関として昭和60年に設立された「滋賀県工業技術センター」と、県内窯業の拠点として昭和2年に設立された「滋賀県窯業試験場」を、平成9年4月に統合し「滋賀県工業技術総合センター」として新たに スタートした県立の試験研究機関です。
電子・機械・有機無機材料・食品・デザイン・窯業など広範な分野の研究開発用機器の開放拠点施設として、また業界ニーズに対応した技術開発の推進、その成果の技術移転、新製品・新技術開発に対する相談指導、産学官のコーディネート等の総合的な産業支援に取り組んでいます。
今後とも、滋賀県産業の発展のため「真に必要とされるセンター」として(公財)滋賀県産業支援プラザ、(一社)滋賀県発明協会をはじめ、地域の大学、企業との連携を通じて、より広範な事業を進めてまいります。
沿革
年 | 月 | できごと |
---|---|---|
昭和 2年 | 5月 | 「滋賀県窯業試験場」設立 |
昭和60年 | 4月 | 「滋賀県工業技術センター」設立 |
平成 4年 | 11月 | 「別館(工業技術振興会館)」竣工 |
平成 9年 | 4月 | 「滋賀県工業技術センター」と「信楽窯業試験場」を統合し、 「滋賀県工業技術総合センター」に改編 |
平成11年 | 2月 | 「企業化支援棟」竣工 |
平成30年 | 3月 | 「日本酒醸造試験施設」を別館に設置 |
平成31年 | 3月 | 「高度モノづくり試作開発センター」を実験棟に設置 |
令和4年 | 10月 | 「信楽窯業技術試験場」新築移転 |
令和6年 | 5月 | 「デジタル高速無線通信・EMC評価ラボ」を企業化支援棟に設置 |
使命
私たちは、県の産業振興施策の一環として、企業の技術力向上を支援し、本県の産業競争力強化を使命とします。
約束
企業と共に歩む技術支援の拠点をめざします。
- 企業の皆さんに役立つ技術や情報を提供します。
- 企業の皆さんに役立つ機器開放に努めます。
- 企業の皆さんに役立つ研究開発を推進します。
- 企業のものづくりを支える人材を育成します。