窯業技術者養成研修

 信楽窯業技術試験場の研修制度は、滋賀県窯業技術者養成事業に基づき信楽等県内窯業の後継者を養成する目的で昭和48年にはじまりました。現在は大物ロクロ成形科、小物ロクロ成形科、素地釉薬科、デザイン科が設置されています。これまでに修了した研修生は500名を超え、関係業界で経営者、技術者、製品開発者などの立場で活躍しています。

 随時見学を受け付けておりますので、当場までお問い合わせください。(TEL 0748-83-8700)

研修期間

  1年間

研修時間

  月曜日から金曜日(祝祭日は休み)の9時から16時30分まで

受講料

  月額 4,250円

定員

  各科とも若干名

年間スケジュール

4月 入場式
8月 夏季休暇(自主研修:10日程度)
11月 他産地研修
12月 冬季休暇(自主研修:10日程度)
3月 修了式

研修科目

大物ロクロ成形科

大物ロクロ技術の修得を目的とします。大物ロクロ成形とは、全国の陶磁器産地でも数少ない大物陶器製品を電動ロクロにより成形する信楽の伝統技術です。

小物ロクロ成形科

小物製品を短時間で正確にロクロ成形する技術修得を目的とします。修了制作時には、修得した技術を発展させ、デザインから焼成まで一貫して行います。

素地釉薬科

素地・釉薬の調合、焼成や分析等の技術修得を目的とします。自由課題では個別の研究テーマを設定し、それぞれの目的に合った研究を行います。

デザイン科

型を使った成形技術、シルクスクリーン印刷等の加飾技術の修得を目的とします。