研究開発

 当センターでは、令和2年3月に改訂された「滋賀県産業振興ビジョン」に基づき、産学官連携体制の構築と創造型・自律型産業構造への転換を図ることを目的に重点研究および経常研究を実施しています。また、組織目標「産学官連携による新技術開発の促進」に基づき産学官の連携による共同研究を実施しています。

共同研究

 当センターでは、県内中小企業の技術課題について、企業と当センター、さらに大学も加わった産官・産学官での共同研究を行い、成果を上げています。 特に、滋賀県内の理工系・デザイン系の大学の知的資源を有効に活用していくため、地域の企業・大学と連携した共同研究を積極的に推進しています。

共同研究の実施方法

 企業、大学、工業技術総合センターの人材、技術、設備、資金等を相互に分担、協力して課題解決に当たろうとするのが共同研究です。 共同研究の形態は性質上、多様ですので、共同研究の課題、内容および分担、実施場所、実施期間、費用の分担等についてご検討いただき、一度当センターにご相談下さい。

産学官共同研究の実施例

  • 金属とダイヤモンドの接合技術
  • プリント基板検査治具の自動設計技術
  • 電波吸収材の開発
  • コンピュータシミュレーションの電動機設計への応用
  • 食品用ケーシングロボットの開発
  • 超音波式非接触身長計の開発