令和7年度 滋賀県窯業技術者養成研修 研修生募集のお知らせ
※秋試験の選考結果により冬試験を実施しない場合があります。
冬試験での研修生募集の有無は、令和6年12月末頃にこちらでお知らせします。
信楽窯業技術試験場では、県内窯業の後継者を養成する目的で一年間の研修を行っています。この研修制度は昭和48年に開始され、現在は大物ロクロ成形科、小物ロクロ成形科、素地釉薬科、デザイン科が設置されています。これまでに修了した研修生は570名を超え、関係業界で経営者、技術者、製品開発者などの立場で活躍しています。
1 養成科目
大物ロクロ成形科
- 全国の陶磁器産地でも数少ない大物陶器製品を電動ロクロにより成形する信楽の伝統技術を学びます。
- 主な課題:花瓶、植木鉢、テーブルセット、金魚鉢、大皿、花台等
小物ロクロ成形科
- 小物製品を短時間で正確にロクロ成形する技術習得を目的とします。修了製作時には、デザインから焼成までを一貫して行います。
- 主な課題:湯呑み、飯茶碗、皿、徳利、急須、鉢、鶴首等
素地釉薬科
- 素地・釉薬の調合、焼成や分析等の技術習得を目的とします。自由課題ではそれぞれの目的に合った研究を行います。
- 主な課題:窯業原料の分析・評価、市販素地の物性評価、三角調合、二成分調合等
デザイン科
- 機械ロクロや鋳込みなど、型を使った成形技術、シルクスクリーン印刷等の加飾技術の習得を目的とします。
- 主な課題:カップ&ソーサー、花器、注器、置物等
※各科の課題は、都合により変更になることがあります。
2 募集人員
秋試験:各科合わせて10名程度、冬試験:各科合わせて若干名
※秋試験の選考結果により冬試験を実施しない場合があります。
3 研修場所
滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
4 研修期間
各科とも令和7年4月1日から令和8年3月31日
5 出願資格
県内在住者または県内において窯業に従事している者もしくは従事しようとする者。
6 受講料
月額4,250円
7 試験方法
- 面接試験
- 作文
- 適性検査
8 試験日時および場所
- 日時
- 《秋試験》令和6年11月13日(水) 午前9時から
- 《冬試験》令和7年2月5日(水) 午前9時から
- 場所
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
- 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2200-5
9 出願書類
10 願書受付期間および受付場所
- 受付期間
- 《秋試験》令和6年10月1日(火)から10月25日(金)まで(土曜日および日曜日を除く。)の午前9時から午後5時まで(郵送の場合は消印有効)
- 《冬試験》令和7年1月7日(火)から1月24日(金)まで(土曜日および日曜日を除く。)の午前9時から午後5時まで(郵送の場合は消印有効)
- 受付場所
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
〒 529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2200-5
電話 0748-83-8700
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
11 受験料
無料
12 研修生合格者の発表
- 《秋試験》令和6年12月上旬、本人宛て郵送により通知します。
- 《冬試験》令和7年2月下旬、本人宛て郵送により通知します。
13 問い合わせ
- 〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2200-5 / 電話0748-83-8700