滋賀3Dイノベーション研究会

金属3Dプリンタなどを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を目的とした、滋賀3Dイノベーション研究会を令和元年8月に設立しました。

DED方式の金属3Dプリンタとは

デモンストレーション動画

主旨

 次世代金属3Dプリンタ(粉末DED方式)を新しい3Dモノづくりに活用しませんか?

 滋賀県工業技術総合センターでは、平成30年度に最新鋭の指向性エネルギー堆積法(DED方式)金属3Dプリンタ(三菱重工工作機械製 型式LAMDA200)を「生産性革命に資する地方創生拠点整備交付金」(平成29年度内閣府補正予算)により整備しました。
 滋賀3Dイノベーション研究会は、整備した金属3Dプリンタなどを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を図ることを目的に活動しております。

 活動内容

金属3Dプリンタに関する技術情報の共有

金属3Dプリンタなど3Dモノづくりに関する企業の課題など情報の収集と共有化を図り、新製品や新技術開発の促進を目指すため、例会(講演会)や検討会を開催します。

  • 例会(講演会)(会員および一般参加者)
    金属3Dプリンタ技術の普及のため、積層造形技術はもとより関連技術・評価を交えたセミナー
  • 検討会(会員のみ)
    金属3Dプリンタによる先行試作の実験を推進するため、
    • 全体検討会:滋賀県工業技術総合センターでの試作や技術トピックスの紹介(全会員対象)
    • 個別検討会:個々の会員から提案された課題などに対し、各会員と研究会運営委員で試作内容の具体化や目標設定などを検討
    • ※個別検討会は必要に応じ、随時開催します。

金属3Dプリンタを活用した試作実験の共同実施

個別検討会等で選定されたテーマについて、金属3Dプリンタによる先行試作を行い、大学やメーカーのアドバイスをいただきながら、少数精鋭で課題解決を目指します。

造形体験・企業間交流(R4年度より開始)

金属3Dプリンタを囲みながら、「掲げられたテーマ」×「少人数」での造形体験・共同実験を行います。
興味あるテーマについて、ご参加いただき、ユーザー企業としての立場から要望、意見を交わしていただくことを目指します。

問い合わせ先

滋賀県工業技術総合センター 担当:斧(おの)、戸田
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500 FAX:077-558-1373