概要

滋賀材料技術フォーラム紹介

 セラミックス、高分子など近年多用されるようになった新素材は、従来の材料にはないきわめて優れた特性を有し、私たちの生活のあらゆるところで活 用されています。平成元年12月にファインセラミックスを通じて産・学・官の関係者で、会員相互の研究、技術交流の場として「滋賀ファインセラミックス フォーラム(滋賀F・C・F)」が設立されました。近年の材料分野の垣根がなくなる中で、更に幅広い材料を扱い、多くの方に参加していただき、活発に活動 するために、平成21年度にフォーラム名称を「滋賀材料技術フォーラム(滋賀MTF)」に変更しました。これまでもこの趣旨のもと様々な講演会、見学会を 開催し多数の企業の方々に参加していただきました。今年度会員は企業会員が13企業、個人会員が37名となり、材料関連企業・大学以外にも様々な分野の方々が加入されています。
 当フォーラムも平成21年12月で20周年を迎え、今年度で31年目になります。会員の皆様の積極的な活動、関連諸機関のご協力に厚く御礼申し上 げます。この20周年を節目に、当フォーラムもさらなる活性化・発展を目指して様々な活動を展開しています。特に、「フォーラムの活性化は若手会員に!」 と会員企業の若手の方々を中心に、新しい視点に立った事業を企画しています。毎年の活動の中で、ファインセラミックスという狭い領域に留まらない、企業と しての今後を見据えた企画、産学官連携に関する企画などを行い、セラミックス関連以外の企業の方々にも数多く参加していただいています。「聞いているだ け、見ているだけでは面白くない」ということから、毎年実際に装置をさわってもらい、材料関連技術を体験してもらおうと、龍谷大学、滋賀県工業技術総合セ ンターにご協力いただき、技術研修を行っています。過去数年にわたり、セラミックスの薄膜化に関する技術に関する研修や分析技術、粉末および焼結のプロセ スに関する研修を行ってきました。今年度は、新素材を対象にした分析技術に関する研修を企画しています。
 このような活動を通じ、県内の材料関連企業はもとより、様々な分野の企業との技術交流・情報交換・研究をこれからも進めていきたいと思います。入会をご希望の方は、滋賀材料フォーラム事務局(滋賀県工業技術総合センター内 Tel 077-558-1500)までご連絡下さい。

組織

会長 

大柳 満之(龍谷大学理工学部物質化学科教授)

運営委員長

青井 芳史(龍谷大学理工学部物質化学科教授)

運営委員会

役員(会長、副会長3名、監事2名)、運営委員17名、事務局より構成

会員

団体会員13社、個人会員37名

事務局

住所 〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232 滋賀県工業技術総合センター内

TEL 077−558−1500

FAX 077−558−1373

会員

本会の会員は、本会の趣旨に賛同し、本会の維持と発展に協力する法人および団体なら びに大学、国公立研究所等に所属する個人および運営委員会の議を経て会長が認める個人とする(滋賀ファインセラミックスフォーラム規約より)

運営方法

総会

年1回 フォーラムの年度事業の決定、前年度事業報告および会計報告

例会

年4回以上 ファインセラミックスの技術講演会を中心にその時々のトピックをとりあげる

研修会

年3回程度 県内の企業および大学等の研究所の見学・講演、県外企業等の見学、技術研修

運営委員会

各例会の内容などを詳細に決定し、例会等フォーラムの運営に関する事前の協議を行う

その他

本フォーラム事業に関する調査・検討(アンケート調査など)

会費

法人および団体会員 年額25,000円、個人会員 年額2,500円

規約

毎年の総会で必要に応じ改正を行う(規約はこちら