川島 典子

専門分野
食品、食品分析、生物工学
技術支援
担当機器:液体クロマトグラフ(有機酸分析、アミノ酸分析)、
               ガスクロマトグラフ質量分析装置(香気成分分析)、味認識装置、分光測色計
研究テーマ

近江の地酒の酒質分析に関する研究

期間
令和2~4年度
概要
 清酒醸造所が現状の酒質の状態を把握し、良質かつ安定な品質を保つような技術向上につなげるため、かつ「近江の地酒」の特徴を明確にするため、県産清酒の一斉成分分析を行った。

実績

 令和元年酒造年度(R1BY)に滋賀県の18醸造所で製造された市販清酒115本の一般成分、香気成分、有機酸成分、味認識装置による味分析を実施した。純米酒・純米吟醸酒では、「濃醇・辛口」の傾向にあった。(図)

 分析結果を各醸造所へフィードバックし、社内教育の資料や消費者向けの宣伝資料に利用された。