中居直浩

専門分野
分析化学、有機合成化学、フロー合成、金属錯体化学、計算化学
技術支援
マルチ検出器GPCシステム、GPCシステム、顕微IRイメージング
研究テーマ

フロー式反応装置の作製とそれを用いた合成に関する研究

期間
平成29〜
概要
フロー合成は、化合物を連続的に合成する手法です。バッチ合成装置よりも狭い面積で設置が可能で、スケールアップ時にトラブルが少なく、次世代の合成手法として注目を集めています。しかしながら、滋賀県内でフロー合成を広めていくにあたり、フロー合成に、どういう器具や装置、テクニックが必要なのか、といった基本的な知見が十分ではありません。そこで、フロー合成に必要な器具・装置の作製し、作製した器具・装置を用いて実際にフロー合成を行うことで、ノウハウを集積するべく検討を行っています。
実績
〇学会発表:日本化学会第99春季年会, 2019年3月16-19日, 甲南大学 岡本キャンパス
連続フロー合成用マイクロプラントによるエステル化(マックエンジニアリング株式会社、合同会社理楽工房との共同研究)
〇学会発表:日本化学会第100春季年会, 2020年3月22-25日, 東京理科大学 野田キャンパス
マイクロスケールCSTRを使用した「一般的な反応の連続フロー化」(マックエンジニアリング株式会社、合同会社理楽工房との共同研究)