滋賀県工業技術総合センター 令和5年度(2023年度)業務報告
6. 情報提供等
(1)刊行物の発行
1.技術情報誌
①「テクノネットワーク」
工業技術総合センターの「産学官研究会活動」、「試験研究機器紹介」をはじめ、技術解説や研究紹介をする「テクノレビュー」、そのほか「研修・セミナーのお知らせ」、「センターニュース」などの企業に役立つ新しい情報の提供に努め、県内企業、関係機関および団体等に配布しました。
号数 |
発行月 |
発行部数 |
---|---|---|
137 |
令和5年7月 |
2,000部 |
138 | 令和5年10月 | 2,000部 |
139 | 令和6年2月 | 2,000部 |
②「陶」
信楽窯業技術試験場が実施している事業の成果や様々な窯業関係情報を県内の窯業関係企業、関係機関・団体へ配布しました。
号数 |
発行月 |
発行部数 |
---|---|---|
38 |
令和6年3月 |
1,000部 |
2.業務報告書
令和4年度の工業技術総合センター業務活動の年報として、第37号を発刊しました。内容は、業務概要(技術支援、研究開発等)と運営概要(施設、設備、組織、決算額等)を中心にまとめたもので、主に県内外の行政・試験研究機関、関係団体等へ配布しました。
号数 |
発行月 |
発行部数 |
---|---|---|
37 |
令和5年11月 |
650部 |
(2)研究成果報告会およびセンター一般公開の開催について
令和4年度までに取り組んできた研究成果について、県内企業の方々に広く知っていただき、技術移転や新たな連携を図るため、研究成果報告会を開催しました。令和5(2023)年度は、工業技術総合センターと東北部工業技術センター合同の研究成果報告会を開催しました。開催にあたっては会場来場方式とZoom配信方式の両方で開催しました。
また、センターが保有する設備や技術を県内企業の方や一般の方々に、広く知っていただくことを目的に、平成20年度よりセンター一般公開を開催しています。特別講演として3Dプリンターに関する最新情報等をご講演いただき、見学会として3Dプリンターの造形から評価に関する機器を紹介いたしました。
日時
令和6年2月29日(木)13:00~17:00
場所
滋賀県工業技術総合センター
参加者
87名(会場来場:17名、Zoom配信:70名)
内容
特別講演(13:05~14:50)
テーマ | 講師 |
---|---|
最新の海外AM展示会の視察結果報告 |
ニデックオーケーケー株式会社 法山 敬一 様 |
金属3Dプリンターのすゝめ |
リコージャパン株式会社 神原 正幸 様 |
研究発表( 14:50~16:00)
テーマ | 発表者 |
---|---|
金属3Dプリンターで製品を量産するためにセンターができること |
機械システム係 藤井利徳 |
陶製品製造工程におけるデジタル技術の活用について |
セラミック材料係 植西 寛 |
「衣類の3Dプリンター」無縫製ニットが編めるマシンを用いた研究紹介 |
繊維・デザイン係 山田 恵* |
無線センサーによる移動体のデータ収集と試験へのフィードバック |
金属材料係 岡田太郎* |
*東北部工業技術センター
機器見学会(16:00~16:30)
(3)ホームページによる情報提供
閲覧数:555,326ページ/年度
当センターの事業内容の紹介をはじめ、各種セミナー・講習会等の案内をホームページにて提供しました。また、情報検索サービスとして整備した試験研究用設備機器のデータベースを随時更新して、最新の情報を提供しました。
(4)産業支援情報メール配送サービス「IRCS News」
メールマガジン登録者数:1,320名
当センター、東北部工業技術センター、(公財)滋賀県産業支援プラザ、(一社)滋賀県発明協会および県商工観光労働部内の関係3課が共同で、平成12年8月からサービスを開始しています。このサービスは、セミナー・研修および講習会などのイベント情報や、産業振興施策に関する情報を、予め登録されたメール配送希望者に電子メールでタイムリーに届ける無料サービスです。
(5)工業技術情報資料等の収集・提供
工業技術に関する図書、雑誌および資料を備えています。
日本産業規格(旧日本工業規格)〔JIS〕を公開しています。
所有図書 |
図書(開架)10,487冊 購読雑誌24種類 日本産業規格(旧日本工業規格)〔JIS〕全部門 |
---|
(6) 見学者等の対応
施設や機器、研修、運営等について、海外を含め県内外から、技術者や経営者、行政関係者等の多数の視察や見学があります。また、信楽窯業技術試験場では、一般市民の観光等の目的で施設見学があります。見学を主な目的とした来所者の内訳は下表のとおりです。
庁舎 |
所属 |
見学者数(延べ人数) |
---|---|---|
栗東 |
行政機関(国、地方公共団体等) 滋賀県商工観光労働部、関西広域連合、内閣府、県議会議員 |
13 |
産業支援機関(財団、機構、協会、組合等) (一社)滋賀県経済産業協会 |
45 |
|
教育機関(大学等) |
2 |
|
県内企業 等 |
7 |
|
小計 |
67 |
|
信楽 |
行政機関(国、地方公共団体等) 近畿経済産業局、甲賀市、滋賀県土木交通部など |
20 |
産業支援機関(財団、機構、協会、組合等) (一財)滋賀県建築住宅センター、とこなめ焼協同組合、 新工芸研究会など |
38 |
|
教育文化機関(学校、美術館等) 滋賀県立信楽高等学校、滋賀県レイカディア大学、甲賀市立佐山小学校、岡山理科大学、香川大学など |
65 |
|
県内企業 |
65 |
|
県外企業 |
23 |
|
県内一般市民 |
80 |
|
県外一般市民 |
108 |
|
小計 |
400 |
|
合計 | 467 |
(7)報道関係機関による掲載件数
No |
年月日 |
掲載等 |
内容 |
媒体 |
---|---|---|---|---|
1 |
R5.4.11 |
BtoBプラットフォーム 業界Ch |
滋賀県工業技術総合センターに「デジタル高速無線通信・EMC評価ラボ」の整備決定! |
WEB |
2 |
R5.4.19 |
滋賀報知新聞 |
デジタル高速無線通信・EMC評価ラボ |
WEB |
3 |
R5.4.21 |
日本経済新聞 |
滋賀県、工場のデジタル環境評価へ新施設 製造業を誘致 |
WEB |
4 |
R5.4.28 |
産総研関西センターニュース |
産業技術支援フェア in KANSAI 2023-ものづくり×「いのちをつなぐ」 |
WEB |
5 |
R5.5.12 |
中日新聞 |
GI認定へ清酒審査 県内20蔵元40種出品 |
WEB |
6 |
R5.5.23 |
読売新聞 |
県が無線品質試験施設 企業の研究開発後押し |
新聞 |
7 |
R5.5.29 |
産経ニュース |
無線通信品質などの測定施設整備へ 国内初 滋賀県知事「国内最大の生産拠点として飛躍」 |
WEB |
8 |
R5.6.18 |
京都新聞 |
企業のデジタル技術開発推進へ 県が来春工業試験施設 通信品質と電磁波影響調査 |
新聞 |
9 |
R5.7 |
陶説 |
日根野作三展 解説 |
機関紙 |
10 |
R5.7.10 |
帝国ニュース |
スペシャルインタビュー 〜「新しい豊かさ」を実現する〜 |
新聞 |
11 |
R5.7.13 |
アットプレス |
滋賀県立陶芸の森 陶芸館にて特別展 「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」 7月15日より開催 |
WEB |
12 |
R5.7.28 |
読売新聞オンライン |
リアルな動物陶器で表現 造形作家・八幡さん個展(元研修生) |
WEB |
13 |
R5.8.1 |
アットプレス |
「産業技術支援フェア in KANSAI 2023」10月13日に 大阪産業創造館で開催 |
WEB |
14 |
R5.8.17 |
滋賀 NEWSWEB |
岡本太郎とアートの大衆化をテーマに展覧会 県立陶芸の森(試験場収蔵品活用展示) |
WEB |
15 |
R5.9.8 |
Kamogawa |
【ご案内】滋賀県工業技術総合センター様と連携開発いたしました |
WEB |
16 |
R5.9.26 |
アットプレス |
大阪産業創造館で10月13日(金)に開催される 「産業技術支援フェア in KANSAI 2023」の開催迫る! |
WEB |
17 |
R5.10.1 |
朝日新聞 |
勇さんの発掘!おうみびと「暮らしに潤い届ける器」信楽焼陶芸家栗田千弦(試験場研修生OB活躍紹介) |
新聞 |
18 |
R5.10.31 |
化学工業日報 |
新たな成長を牽引するメガベンチャー創出へ |
新聞 |
19 |
R5.12.10 |
京都新聞 |
古琵琶湖層の土混ぜた信楽焼の皿やオブジェ展示 滋賀県立陶芸の森の穴窯で焼成 |
新聞 |
20 |
R6.1.22 |
中日新聞 |
窯業技術試験場で学んだ信楽焼作家がOB展 |
新聞 |
21 |
R6.3.2 |
びわ湖放送 |
光を透す信楽焼とは!チャレンジ精神で信楽焼の可能性を広げる窯元『艸方窯』【滋賀経済NOW】 |
テレビ |
22 |
R6.3.18-21 |
日本化学会 |
マイクロスケールCSTR®による連続フロー合成/酸化および還元事例 |
学会 |
23 |
R6.3.25 |
PRTIMES |
伝統工芸品「信楽焼」のロクロ成形技術を自由視点映像で伝承!ロクロ成形の手順や姿勢、目線や力の入れ方をSwipeVideoでICT教材化! |
WEB |